簡単にできる素敵な部屋作りの方法をご紹介させて頂きたいと思います。
少しでも皆様のお役に立てればと思います。
はじめに素敵な部屋作りでとても重要なポイントでもある色彩についてご紹介させて頂きます。色の持つ特徴や色の組み合わせの効果を理解するだけで理想のインテリアを実現できるでしょう。
みなさんご存知でしょうか?色相で温度感って異なるんです(驚)。
色で異なる温度感は「暖色系」「寒色系」「中性色系」と大きく3種類に分けられます。
暖色系は暖かさや熱さを感じさせ、エネルギッシュで明るい雰囲気をイメージさせます。
寒色系は冷たさや涼しさを感じさせる色相で落ち着いたイメージを与えます。
中性色系は温度感を感じさせない色相です。
また色の組み合わせは類似色相・反対色相があります。
類似色相は合わせやすく失敗しにくい組合せです。
反対色相は個性的な雰囲気を強調です。
どちらもメリットもまりますがもちろんデメリットもあります。
類似色相はメリハリがなくなり、反対色相は刺激が強く落ち着かないといった場合も・・・
色の使い方によって部屋全体に感じられる雰囲気は色々です。
ですので、部屋によって色相を変えていくとメリットを最大限に活用することができるのではないでしょうか?
色の持つ効果
どの部屋にどのイメージカラーを使っていくかは人それぞれです。そこで色自身のもつ効果を詳しくご紹介させて頂きます。素敵な部屋はその部屋に合せたカラーイメージがございます。参考にして頂ければ幸いです。

情熱・興奮・活動的・危険
気分を高揚させ、活発にするさようがあります。人が多く集まる場所に向いた色、多用しすすぎると落ち着かない印象を与えたり暑苦しくみえたりもする。

健康・元気・活発・喜び
キッチンやダイニングに取り入れると食欲増進に役立ちます。カジュアルで親しみやすい色なので子供部屋にも適しています。基本的に使いやすい色です。

明朗・楽しい・陽気
日差しが少ない部屋などに多く使うと明るいインテリアが作れます。少量でも目を集める色。ソフトな色合いの部屋になら広い面積で取り入れてもOK

新鮮・平和・安全・若さ
寝室などに使うとリラックスできる。青みが強すぎると冬は寒々しい印象を与えるので、黄みをいれた中間色にした方がいい。

深遠・冷静・清澄
精神的な鎮静作用も強く、集中力を高めるので書斎などに向いている。寝室のカーテンやリネンなどに使いやすい色である。

高貴・神秘・優雅・心配
日本では昔から高貴色とされており、気品の雰囲気を演出する。コーディネイトの難易度が高い。個性の表現には有効

安心・堅実・充足
木質系の内装材の色と調和しやすく、インテリでは使い回しのよい色、単独で使うと単調になりやすいので、デザインや素材の組み合わせに気を付けたい色です。

厳粛・荘重・恐怖
男性的で威厳のある雰囲気を出せるが、無計画に使うと重苦しい印象を与える。純色だけでなくグレーなどと合わせて上手く使うといい。

清潔・純粋・潔白
ほかのどの色とも相性がよく、インテリアのベースカラーに適していてよく使われる。日差しが強い部屋で多用するとまぶしく感じることもある。
組合せ
居心地のいい部屋やカッコいい部屋に大きく影響しているのが色です。その中でもカッコよく感じるセンスのいい部屋の大部分をしめているのが色配分といっても過言ではありません。
色配分といっても「同系色」や「類似色」で明るさや鮮やかさの違う色で組み合わせるスタイルや「反対色」でアクセントをつけるなどスタイルなど様々です。ではバランスのいい色の配分とはどうのような比率なのでしょうか?「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」に分けて比率を分けると
- ベースカラー(主に床・壁・天井など)70%
- メインカラー(ソファー、カーテン、ベットカバーなど):25%
- アクセントカラー(クッションや雑貨、観葉植物など)~5%未満
紹介させて頂いております部屋は、白っぽい色でまとめている部屋なのでソファなどで25%のカラーを入れて、クッションなどでアクセントカラーを入れています。大まかでも「色分け」を頭に入れて選ぶと楽しくなりますよ。
組合せ

色相環の隣り合う色同士の組み合わせ。似たもの同士なので喧嘩することなくスッキリまとまります。注意する点はあまりにも似た色を同じ配分で使うと散漫な印象を与えます。配分に差をつけてみましょう。

「同系色」は色相環の中の1色を選び出し、その色の明度や彩度の違う色同士を組み合わせる方法。失敗が少ない組み合わせですが、おとなしすぎて面白味に欠ける傾向も。小物でアクセントカラーを入れるといいかも。

違う色同士で組み合わせる際は同じトーンを選ぶとすっきりとまとまります。明るいトーンなら元気に、渋いトーンならフェミンに、暗いトーンならシックに、色本来の特徴よりもトーンのイメージが協調されます。

色相環の向き合う反対色(補色)同士を組み合わせると、お互いの色を引き立てあってうまく行きます。鮮やかな色の量が多すぎて落ち着かない場合には、ベースに無彩色を使うといいでしょう。
青を取り入れた例
青は「勝負運」「冷静」「タイミング」「安らかな眠り」な力がある色とされています。気持ちを冷静にし物事に集中させる効果があるため勉強部屋やオフィスに使われている場合が多いです。白と組み合わせ事により渋めなら和式や洋室によく合います。メインカラーとして20%を目安に青を入れるとイイですね。高級感を出したい場合は濃いめの青がおすすめです。
緑を取り入れた部屋
広い面積なら淡く、狭ければ濃いトーンが通常です。暖色に近い黄緑であれば、清涼感も暖かさもほどよい部屋のイメージになります。
心をいやしてくれる色ですのでだんらんよりも精神的にくつろげるスペースに適しています。若々しい印象なら淡いトーン。しっとりとした大人の印象なら暗めのトーンがいいでしょう。
オレンジを取り入れた部屋
オレンジは人に一目を引いて好印象を与える色です。一方でインパクトある色だけにあまり多用しすぎるのは避けた方が無難な色でもあります。オレンジは体感温度を上げる色なので夏は控えめ、冬は大めが上手に使うコツです。
茶色を取り入れた部屋
茶色は温かみのある雰囲気が出せるだけでなく、安心感や落着きのあるイメージを出すことができます
ベージュからダークブラウンの幅広い色みがあって、選ぶ楽しみのある色でもあります。基本的に品のある落ち着いた大人の雰囲気になります。
ピンクを取り入れた部屋
気持ちを穏やかにしてくれる効果があります。女性はホルモンの活性化や美容の効果が実証されています。人に親しみを感じさせる色として効果が期待できます。
配置の距離
くつろぎスペースといえばソファを中心にテレビやセンターテーブルを奥のが一般的ですが、ソファー・センターテーブル・テレビの基本的な配置をご紹介致します。家具の配置空間の参考にして頂き応用して頂ければ幸いです。ソファーとテーブルの位置は近すぎず、遠すぎずがポイントです。


風水的な色彩は?
カラーコーディネートする際に風水的に見てみるのも面白いものです。
すべて風水に合せる必要はないと思いますがちょっとご紹介させて頂きます(^.^)
部屋のカラーを決める際にいかかでしょうか?







今回は素敵なライフスタイルのために、部屋作りでお役立いただける情報を頑張ってまとめてみました。
部屋はちょっとしたコツを知っているだけで、見違えるような素敵な部屋は変わると思います。
これからの引越しシーズンで新たにスタートをする方の参考にして頂ければ幸いです。