ダウンジャケットとコートの自宅ケアとプロのクリーニング

ダウンジャケットもクリーニングに出すことができますが、目安は袖口や襟元などが汚れて来たときがおすすめです。ダウンジャケットは軽くて暖かく、とても重宝するので毎日着ているという人も多いでしょう。

そうなると、2か月に1回くらいはクリーニングに出したほうが、衣服も長持ちしやすいですし、清潔に着続けることができます。アウターですから汚れやすいですし、冬はウィルスなども蔓延しますので、頻繫に洗うのは良いことです。

見た目に汚れがないからといって使い続けていると、いざ汚れを感じたときにはすでに取り除きにくい状態になっている場合もあります。

自宅でもダウンジャケットを洗濯できる場合がありますが、タグの内容をチェックして、間違いのない場合に限りましょう。水洗い禁止マークが付いている場合には、必ずクリーニング店に依頼してください。
ダウンジャケットは型崩れしたりダウンが偏ったりすることで、見た目だけでなく機能にも影響が出てしまう場合がありますので、できればプロに任せたほうが安全です。

不適切なケアを繰り返すと、ダウンジャケットの劣化が早まり寿命が早くなってしまいます。汚れや臭いはつけたくありませんので、自宅でできる表面的なケアと、プロのクリーニングと両方を上手く取り入れて長持ちさせましょう。

表面の生地はナイロンやレーヨンが主流ですが、撥水加工や防水加工などが施してある場合には、定期的に専用スプレーなどで機能を保つ必要があります。購入するときに店舗に聞くと、合うスプレーも紹介してくれるでしょう。

ダウンの種類について


ダウンジャケットに使われるダウンは、ガチョウやアヒルなどの水鳥の羽が一般的です。
寒暖差の激しいヨーロッパや北アメリカ産のものが高級とされ、ポーランド産やハンガリー産、カナダ産のものが高品質なダウンです。

近年は化学繊維を取り入れたものも増えてきて、化繊とダウンを混ぜたタイプも多くなりました。
ダウンは水に弱くケアを間違えると保温性を失ってしまいますので、ケアをするためには使われている素材をしっかり理解しましょう。

水鳥の胸元に生えている細かい羽毛がダウンですが、ニワトリなど陸鳥にはこれは生えません。一羽の水鳥から5~10g程度しか取れない貴重品で、非常に軽く、空気を内包して保温性を発揮する優れた素材です。
水鳥の羽にはダウンとは別にフェザーがありますが、フェザーは羽軸があり弾力性と通気性が高いのが特徴です。ただし保温性は劣りますので、選ぶときにはダウンとフェザーの割合も見てみると良いでしょう。

コートのケアとクリーニング


コートは素材によって取り扱いに大きな違いがあるので、まずはタグをしっかり確認する必要があります。
冬物コートで多いのはウール、メルトン、ポリエステルなどですが、ウールなど動物性の毛を使っている場合には、間違いなくプロのクリーニングに出してください。

動物毛はとても縮みやすく、熱でテカリが出てしまったり、濡れた状態で紫外線にあたると変色してしまったりして台無しになります。自宅ケアには最も不向きですので、手は出さないことをおすすめします。最近はフェイクファーも多いですが、リアルファーもクリーニング可能です。

プロのクリーニングではパウダー洗浄という特殊な方法を用いるのが一般的で、汚れを吸い取るようなイメージで落とします。専門工場へ職人が作業することが多く、店舗内で行うことは稀でしょう。それだけに時間やお金もかかりますが、それに見合うだけの価値ある衣服です。

自宅でのケアは、風通しの良い場所にかけてほこりをはたき、ブラシでブラッシングするのが基本です。匂いや表面汚れが気になる場合は、中性洗剤を1000倍に薄めたものにさらしやガーゼのようなものを浸して固く絞り、優しく拭いてください。干す場合は陰干しが必須です。

一方ポリエステルは合成繊維なので動物毛より丈夫です。近年は取り扱いやすく軽いので増えてきましたが、こちらは洗濯できる場合もあるでしょう。袖口は汚れがつきやすいので、別に手洗いしたほうが良い場合もあります。

獣毛の種類について


コートに使われる獣毛には、カシミア、モヘア、アンゴラ、キャメル、アルパカなどがあります。中でもカシミアは保温性が高く軽くやわらかな手触りなので、非常に好まれる素材です。
カシミアとモヘアは山羊から採取される毛で、アンゴラはウサギです。

キャメルとアルパカはラクダ科から採取される毛で、独特の手触りや光沢のある優れた品質が人気です。
とても良い素材なのですが、いずれもデリケートで毛玉ができやすく、虫やカビの被害も受けやすいので取り扱いには注意しましょう。基本は連続着用を避けて、表示に忠実に従ってケアすることが必要です。

ダウンジャケットやコートの機能を保ちつつ長持ちさせるためには、自宅でのケアもプロのクリーニングも両方大事です。
袖を通した日は、一見きれいに見えても表面の汚れを取り、風通しの良い場所で水分を飛ばすようにしましょう。特に袖口は皮脂や汚れが付きやすいので注意です。

季節が切り替わるときには、例え1度しか着ていないものでもしっかりクリーニングに出して、次のシーズンにすぐに着られるように整えておくことも大切です。
かさばって重いので大変ですが、店舗によっては宅配してくれたり、倉庫に保管してくれたりするのでとても便利です。

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