大切なダウンジャケットに穴ができてしまった場合の対処法

ダウンジャケット・ダウンコート

意外に多いダウンの穴あき

ダウンは虫食いによる穴ができるリスクがあるほか、気づいたら穴が空いていたというケースや、うっかりどこかにぶつけてしまった衝撃で穴が空くことがあります。

ダウンのつやつやとしたビニールのような素材は、主にナイロンでできています。ナイロンは柔らかで熱や摩擦に弱い素材です。そのため、着ている間に擦ってしまった、タバコをうっかり落としてしまった、ストーブや暖房器具などの近くで熱が移ってしまった、あるいはシワのばしや型崩れを直そうとアイロンをかけてしまった場合、摩擦や熱によって穴が空いてしまうことがあるのです。

自分で直せるの?


傷の範囲が狭いのであれば、ご自身での修繕も可能です。たとえば、場所によっては可愛いワッペンを付ける、またはマフラーなどで隠すということも可能です。ただし、ブローチなどピンを使うものでのカモフラージュは避けましょう。ピンを刺すと縫い目を傷つけて、中のダウンが出てきてしまう原因になるためです。一番簡単でよく利用されている方法は、市販されているナイロン用の補修シートというのを使う方法です。

補修シートは色も分かれているので、ダウンに合う色を探すか、もしくはオールマイティーに利用できる透明のものを買ってきましょう。補修シートを穴のサイズに合わせてカットし、シートについた糊面を利用して貼ればいいだけです。とても粘着力が強いので、着用していて簡単に外れることはありません。一方、穴の部分がダウンの目立つ位置にある場合には、補修シートを張る際に慎重に行うのがおすすめです。

やはり、光沢感や色味の違いが現れてしまうからです。なるべく補修痕が目立たないように、穴の位置にピッタリとカットするとか、貼る際にヨレが生じないよう、丁寧に作業しましょう。

接着剤の活用


補修シートはダウンの表面から補修する方法ですが、接着剤を用いて内側から穴を塞ぐという方法も考えられます。
穴の大きさや程度などにもよりますが、ウルトラ多用途系の接着剤というのをホームセンターやネットショップなどで手に入れましょう。色は透明のもので粘度は高め、速乾性のタイプがおすすめです。

ただし、瞬間接着剤では補修がしにくいので、そこまで強力ではないタイプを選ぶようにしましょう。
ダウンコートの購入時に添付されていたハギレや、内側の素材の色と同じような色の布を用意し、布に接着剤を塗布して穴を内側から塞ぐというアイディアです。この際、接着剤がダウンの表面などに付着して汚れやシミにならないように気を付けましょう。

セルフ補修が難しい場合は専門店へ相談を


大きな穴やタバコの焦げ、熱により広範囲が溶けてしまったという場合でも、そのダウンがお気に入りであきらめられない、どうしても買い替えずに着続けたいという場合にはプロに相談するのがいいかもしれません。

補修の仕方としては色々な方法があります。たとえば、ダウンの脇ポケットなどの袋布や、フードの内側の布など外からは目立たない部分の布を切り抜いて、穴の部分を同じ布で補修するという方法が挙げられます。同じダウンの素材を使うので補修痕が目立ちにくいのが魅力です。

ただし、裏地を使うと、表面の光沢がなくなり、全く分からないというわけではないかもしれません。こうした移植の技術は高度な技が必要なので、ご自身でチャレンジせず、洋服修理やリフォームのプロに任せましょう。
穴がダウンの内部まで到達して羽毛が出てくる場合や既に出てきているという場合には表面をミシンで縫い直す方法もとられます。熱で溶けてしまった場合には裏地を移植するか、ほぼ同様の生地を探し出して補修しなければなりません。

また、専門業者においても穴の程度や技術により、補修シートを使った修復をしているお店もあります。お気に入りの衣服を傷つけてしまったときは、ご自身で慣れない修繕をするよりも、確実にキレイに仕上げてくれる専門業者に委託するのが賢明かもしれません。

ダウンは虫食いの穴をはじめ、ナイロンが摩擦や熱で溶けてしまうことで穴が空いてしまうことがあります。ご自身で直したい場合、その方法は穴の大きさや程度、状態や位置により様々です。
たとえば、ワッペンなどを張り付けて隠す、あえて補修せず、マフラーなどでごまかすといった方法も考えられます。ただし、ブローチなどを付けるのはピンで穴を空けることに繋がり、中のダウンが出てくるおそれがあるので避けましょう。

簡単な方法としては市販されているナイロン用補修シートを買ってきて、サイズを合わせて貼る方法があります。
また、速乾性のある接着剤を買ってきて、同じ色の余り布やハギレを穴の裏側から貼って補修する方法も考えられます。

穴が大きい、熱でナイロン生地が溶けてしまっている場合で、どうしてもまだ着たい場合には補修の専門店に相談しましょう。ダウンの目立たない部分の生地の移植作業や、ミシンを使った縫い目の補修などが期待できます。

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