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デリケートなリネン素材についたシミ抜き必殺技

リネン素材は春夏に良く着られる素材ですが、綿に比べて吸水性や発散性が4倍以上もある優れた性質を持っています。水を含むと強度が60パーセントほど増し、丈夫ではあるのですが、素材の目が粗いために、洗濯をしてしまうとどうしても縮みやすくなってしまうことがあります。ただし近年では洗えるリネン素材として縮み防止処理を行ったリネン素材の衣服も販売されてきました。一方、リネンはシワになりやすく、薄い色、特に白色だと黄ばみやシミができやすい素材でもあります。
黄ばみは、どうしても目が粗くなっているので、皮脂成分が繊維に入り込んでいて洗濯をしても落としきれていないことが原因だったりします。今回は、メリットも多い反面、デリケートなリネン素材についたシミのきれいな落とし方について見ていきましょう。

汗によるシミの落とし方


汗や皮脂による汚れは襟元や袖などにたくさんついてしまいがちです。これらの汗ジミを取るには、酸素系漂白剤の力を借りましょう。まず、酸素系漂白剤と50度ほどのお湯を1:3で溶かして混ぜ合わせます。特に汗ジミは、粉末タイプの酸素系漂白剤が落ちやすく、おすすめです。これをシミに塗り込んで、1時間弱置いておきます。薄くなればOKです。このあと、洗い桶かバケツに先ほどより少し温かめの60度のお湯と酸素系漂白剤を混ぜ合わせたものをつくり、シミのついたリネンの衣服を漬け込みます。
30分こら1時間程度漬け込んだら、シワができない程度に優しくぬるま湯ですすいでください。その後、冷たい水ですすぎ、完了です。すすぎをお湯から行う理由は、いきなり水ですすぐことによって衣類が縮んだり、くすみが出てしまったりする可能性が高いからです。脱水にかける場合は形が崩れる心配があるため、15秒くらいにとどめましょう。干す際はしっかりシワを伸ばして陰干しします。おおよその汗ジミはこれでクリアになることでしょう。

水溶性のシミの落とし方


今度は、コーヒー、醤油など水溶性のシミの落とし方について見ていきましょう。水溶性のシミは、シミがついてから早急に対処すればほぼ落とすことが可能です。台所用中性洗剤を使うと良いでしょう。シミのできた記事の裏側にタオルを当てておきます。台所用中性洗剤をシミの部分につけます。そして、綿棒を使って優しくシミの部分を叩いて汚れを落とします。このとき、決してこすらないようにしてください。こすってしまうと、摩擦による色落ちや毛羽立ちの原因になってしまいます。水ですすいでから、シミの落ち具合をチェックし、まだ落ちていないようであれば台所用中性洗剤をまたつけてを繰り返します。シミが落ちれば、全体的に洗濯機で洗濯用中性洗剤を使って全体的に洗って完了です。

頑固なシミの落とし方


ワインやマヨネーズなどのような頑固なシミに対しては、台所用中性洗剤では落ちないケースが多いです。そのため、酸素系漂白剤を使用しましょう。先ほどと同じく、シミの部分の裏側からタオルを当てます。次に酸素系漂白剤をシミに直接つけて綿棒で叩いて汚れを落とします。その後、台所用中性洗剤もシミ部分に垂らして、同じく綿棒で叩いて落としましょう。その後水で良くすすいで、汚れの落ち具合をチェックしましょう。汚れが取れてきたら、全体的に洗濯用中性洗剤で洗濯機に回すか手洗いをして完了です。漂白剤の成分が残ってしまうと、色落ちのリスクが非常に高まるため、すすぎはしっかりと行う必要があります。

リネン素材の洗濯時や洗濯後の注意点


まず、リネン素材を洗濯する場合、脱水は行わないか、行うとしても15秒くらいなどに短くとどめておくのが賢明です。リネンは、脱水することにより大変シワになりやすい性質を持つためです。リネン素材はそもそも速乾性のある素材で、脱水をしなくても乾きやすい素材です。そして、水の重さによってシワを伸ばしながら乾かすのがベストな干し方でもあります。また、洗濯後に干す際は陰干しを行いましょう。リネン素材は、太陽に非常に弱く、焼けやすい素材です。
そのため、陰干しや部屋干しをして、直射日光に当てないよう注意しましょう。リネン素材は乾きやすい性質がありますから、陰干しでも十分に乾かすことができます。

直射日光に弱く、シワになりやすい大変デリケートな性質を持ったリネン素材ですが、洗い方や干し方に注意をすれば、気になるシミや黄ばみなどもきれいにすることができます。クリーニングに相談する前に洗えるリネン素材であれば、ご家庭で解決してみましょう。
もちろん、リネン素材によっては型崩れする商品もあるため、手洗い禁止の商品もあります。洗濯表示を商品ごとにチェックして、もし手洗い禁止であれば、クリーニングに必ず出して対処してもらうように気をつけましょう。シミ対策さえ覚えれば、春夏に涼しく、サラッと着心地の良いメリットも大きいリネン素材をどんどん着用しましょう。

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