便利に活用したいクリーニング店の保管サービスと保管できる期間や料金

今、クリーニング業者の間では長期間放置品が問題になっています。依頼したまま仕上がっても取りに訪れないまま、長い期間経過してしまっているアイテムを指します。引取りと配達のサービスを基本としているお店であれば、起こりにくい事態ですが、来店による対応がメインのお店や配達を希望していない利用者において、完成しても取りにこないケースがあるのです。

しかも、電話をしても連絡がとれなくなっているケースも多く、クリーニング店では捨てるわけにもいかないものの、保管場所にも困るという状態で、業界を挙げて長期間放置品解消キャンペーンが推進されているほどです。もっとも、放置していた多くの方がわざとではなく、出したのを忘れていたというケースや、取りに行くのを忘れたまま、引越してしまったという理由が多く、邪魔だから預かってもらっているといった悪質なケースは少ないようです。

この点、宅配クリーニングであれば、依頼した品物はでき次第、指定の場所に送り返すのが基本なので、来店型の店舗のように放置がされにくいのがメリットです。受け取り日時の指定もできることから、そのメリットを生かして、宅配クリーニング業者の中には指定日まで一時的に預かるのではなく、長期での保管サービスを提供しているケースも増えてきました。長期間放置するのではなく、保管してくださいというお互いの合意のもとで保管してもらうので、受け取り忘れや放置したまま業者を困らせることもありません。

気になる料金は

従来のクリーニング店では、なかなか引取りに訪れないお客様のために、無償サービスとしてお預かりをいていました。では、保管サービスとして申し込むとなれば、有償となるのでしょうか。この点、引出しの日や期間を限定せず、いつでも自由に引取りができるといった柔軟性あるサービスを前提に、一定の保管料を設定している業者もあります。一方で、一定期間の保管を無償で行っている宅配クリーニング店が多いのが実情です。

無料で長期間預けられるなら、夏物や冬物、冬もののがさばる布団など預かってもらえると助かります。こうした無料での保管サービスができるのは、宅配クリーニング店の工場や倉庫が郊外などの広い場所にあるケースが多いからです。個人のクリーニング店など小さな業者では、自分の店舗のスペースに限りがあり、引取りにきてくれない客が増えれば困ってしまいますし、有償であっても、保管をするのは限界があるでしょう。

これに対して、郊外の安い土地や賃料の安い場所に大型の保管スペースを設けられる業者であれば、無償で預かってもコストもスペースの負担もかかりません。保管サービスがあることで、利用者が増えるというメリットもあります。ただし、保管サービスが無料といっても、中にはクリーニングの利用料金の中に保管サービスの費用も含めた料金設定になっているケースもありますので、利用前に料金や保管できる期間を比較検討するのがおすすめです。

お蔵入りではない次に使う予定を前提にした保管サービス

クリーニング業界を挙げて長期間放置品の解消を推進しているのは、いつ取りに来てくれるか分からず、中には何年も忘れさられているものがあるためです。
従来のクリーニング店のようにお客様への善意やサービスとして、取りに来るまで預かってくれていたのとは異なり、宅配クリーニング店がサービスの1つとして保管サービスを提供する場合、一向に引取ろうとしないまま、長期間放置品になってしまうようなお蔵入りになるケースは避けなければなりません。そのため、保管サービスには一定の上限が定められていることが多くなっています。

たとえば、よくあるのが半年または9か月という期間の設定です。日本には四季があって、6月と10月の衣替えシーズンがあるので、半年という期間を設けて、夏物と冬物を便利に入れ替えしてもらおうというのが1つです。

また、寒い冬の時期だけ使うもの、夏の暑い時期だけ使うもの、2ヶ月から3ヵ月ほどと使用期間の短い春物のコートやスーツ、秋物のジャケットなどが預けやすいよう、9か月間としているサービスもあります。9か月預けられるということは、1年のうち3ヵ月くらいしか使わない春物や夏物、秋物などの保管にも便利です。一方、1年といった期間を設定しないのは、1年使わないものは次の使用予定が見込みにくく、長期放置品となってしまう可能性があるからではないでしょうか。利用する方も業者が無料で提供してくれる便利なサービスの意図や目的を理解し、悪質な使い方や取り忘れをしないようにしましょう。

宅配クリーニング業者の保管サービスは無償で提供されるケースが多いですが、期間は1年未満といった限定があるのが一般的です。季節もののアイテムの保管に便利に有効活用するといいでしょう。

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