子ども服についた泥汚れの効果的な落とし方を伝授します

子どもは外で遊ぶとき、泥汚れについて注意を払うことはありません。
雨上がりのぬかるんだ公園でもなんでも、遊び出したら夢中になって服や靴下が泥まみれになることはよくあります。

子どもにとって泥遊びはかなり魅力的なもので、しかも幼いうちに泥を触ると様々な菌に対する抗体もできるため、大変有益な遊びと言えます。しかし洗濯するお母さんにとっては、泥汚れは大変厄介なものです。
そんな手ごわい強敵の泥汚れを、効果的に落とせる術を紹介します。

泥汚れはなぜ落ちにくいのか


洗濯機で入念に洗っているにも関わらず、落としきれていない泥汚れがどうしてもあるものですが、なぜに泥汚れはこれほどまでに落ちにくいのでしょうか。
それは泥の成分が水に溶けにくく、洗剤につけても汚れが浮きにくいという性質を持っているためなのです。

しかも衣類の繊維の奥深くにまで絡みやすいことも、泥汚れが落ちにくい原因となっています。
汚れをいくつかの種類に大別すると、水で落とすことができる水溶性の汚れと、皮脂や口紅、ファンデーションに調味料といった油溶性の汚れ、土や砂など、水や油にも溶けない性質を持つ不溶性の汚れがあります。

そして、泥がこれらのどの部分に含まれるかというと、実はどれにも該当しないのです。泥はもともとが粘度と砂でできた混合物で、それに埃が加わる上に子どもの汗や皮脂も合体します。

そのため、水溶性でありながら油溶性でもあり、かつ不溶性の要素も持っているため、それぞれに適した洗濯方法では落としきることができないのです。
汚れが水で溶けず、洗剤でも浮かせることができないので、通常の洗い方ではなかなか綺麗にすることができないのが、泥汚れの大きな特徴と言えるでしょう。

汚れたままの時がチャンス


泥汚れは水分を含んでしまうと、繊維の奥深くに入り込んで汚れを蓄積させていきますので、まずはそうなる前に落とすことが肝心です。そのためには、汚れたらすぐに洗うのではなく、時間が経つ前に乾かして表面の汚れをブラシなどで落としましょう。

そして繊維を引っ張った状態で、中に入り込んでいる泥も叩き落とせば、かなりの泥汚れを取り除くことができます。この汚れは不溶性の汚れですので、ぽんぽんとはたくようにするのが効果的です。
最初のチャンスを捉えて、泥汚れが繊維の奥に浸透することを防ぐことができれば、皮脂などの油溶性の汚れは洗濯洗剤を使って洗濯機で洗えます。

一般的な洗濯洗剤には、界面活性剤とアルカリ剤が入っています。
家庭用の洗濯洗剤に含まれる界面活性剤の成分は、皮脂汚れに大変高い効果を発揮します。
特に界面活性剤の中のアルカリ剤成分は、汚れの油分を包み込んで水に流すことによって汚れを落としますので、泥汚れに対する力が大変強いのです。

頑固な泥汚れの対処法


頑固な泥汚れが最もつきやすいものの筆頭は、やはりなんといっても靴下でしょう。
靴下についた泥汚れは水分を含みやすく、子どもの汗や皮脂も吸い取ってしまうので、かなり頑固な汚れになってしまいます。

前述の方法で汚れが落ちない場合は、浸け置き洗いが有効です。
まず浸け置きするときは、40度程度のお湯の中に泥汚れ落とし用の洗剤やアルカリ性の酸素系漂白剤を入れます。

かなり頑固な汚れの場合は、液体洗剤を直接つけて揉み洗いするか、固形石鹸を塗りこんでつまみ洗いすると汚れが落ちやすくなりますのでおすすめです。

浸け置く時間は色柄ものの場合、長時間つけておくと色が落ちてしまいますので、2時間までを目安としてください。白一色なら、一晩浸け置きするとさらに汚れ落ちの効果がアップします。
その後はいつもと同じように洗濯すれば、頑固な泥汚れも綺麗に落ちるでしょう。

浸け置きするときの注意点としては、洗剤を溶かしたお湯の中につけたあと、ごしごしと洗わないようにすることです。
力を入れて洗えば良く落ちるような気がするものですが、これは逆に汚れを繊維の奥に染み込ませてしまうことになります。
そのため、揉み洗いやつまみ洗い程度にしておき、後はひたすら浸け置くだけにしておきましょう。

靴下に限らず、洋服でも同じ方法をとることができ、効果的に汚れを落とすことが可能です。ただし洋服の場合は色柄ものが多いため、長時間の浸け置きによる脱色にはくれぐれも注意してください。

子ども服がたとえ泥だらけになったとしても、子どもが泥にまみれて遊ぶ時間は、成長の過程においてなくてはならない大切な時間です。
汚れるからという理由で泥がついてしまう遊びを止めるのではなく、効果的な汚れ落としの方法を使って、思いっきり子どもを遊ばせてあげましょう。

頑固な泥汚れの落とし方さえ分かれば、子どもが泥まみれになっていても気にならなくなるものです。
最近は泥汚れを簡単に落とせる超音波クリーナーなども発売されていますので、それらを併用すればさらに楽に汚れを落とすことができるに違いありません。

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